ラッティ社の特徴は優れたクリエーション部門にあります。ラッティ社は、スタイルに基礎をおいています。生地と製品を販売していますが、スタイル、アイデア、すべてのクリエーションを売っているといえます。
ラッティ社は、デザイナー、カラーリスト、技術者たち、つまり新しいプリントを研究する人、新しい生地を開発する人、新しいプリントのためのテクニックを研究する人からなりたっています。
□RATTI S.P.A.
・ADD: VIA CERNOBBIO 19 (COMO)
◆オランダ、『アイロン博物館』
オランダ北部のフローニング州に、小さいながら一本筋の通った博物館があります。そらは「オランダ・アイロン博物館」です。
1576年まで遡る古い農場を利用した博物館で、約1,000点の形直しやしわ伸ばし用のアンティーク・アイロンを通して、西洋の文化史が展望できます。1800年代にどのように貴婦人の服の膨らみを直したのか、また1700年代にどのようにひだ襟の型づけを行ったのか?この博物館には、そんな疑問への答えがあります。
見学には予約が必要です。
□Nederland Stoommachine Museum
ADD: Oostrdijk 4, 1671 HJ Nedem buk North Holland
TEL: (+31)-0227-544.732
◆パリ、『モード・衣装博物館』
イタリア・ルネッサンス様式建築「ガリエラ宮」において、18世紀から現代のフランス一般市民のモードと衣装の展示がなされています。モードの版画、写真のコレクションもあります。
□Musee de la Mode et du Costume
ADD: Palais Galliera-10, av. Pierre 1er de Serbie, 75116 Paris
TEL: 47.20.85.23 FAX: 47.23.38.37
市庁舎の近くに「アトリエ・ド・ソワリー(L'Atelier de Soierie)」はあります。このアトリエでは、シルクスクリーンによるスカーフの製作実演と、パンヌ・デ・ヴルールの染色風景を見せてくれます。 パンヌ・デ・ヴルールとは、ヴェルヴェットの浮き彫り模様のあるシルクモスリンで、リヨンでしか作っていません。ベースとなるのは白いシルクモスリン。デザインに沿って真白い浮き彫りを入れ、最後に染色を施します。 シルクスクリーンは、鉄の枠にテンガルという合成繊維を張ってプリントするリヨン風スクリーンです。色鮮やかなシルクスカーフができあがっていく様子を見ることができます。 見学所要時間は45~60分ぐらいです。 □L'Atelier de Soierie Add: 33, rue Romarin, Lyon Tel:04.72.07.97.83
【プリント】
◆フランス、『プロヴァンス・プリント』
オリーブ、赤土、草花、太陽の色など、同地方独特の色彩をデザインに取り入れた鮮やかなプリント生地。黄色、赤、緑、青を中心とした色使いはプロヴァンスならでは。伝統的な染色手法で作られた「ソレイヤード」、「レ・ゾリヴァード」などは高級ブランドとして有名です。
□ソレイヤード社の私設博物館とアトリエの見学
・SOULLEIADO MUSEE CHARLES DEMERY
・ADD: 39, RUE PROUDHON 13150 TARASCON
・TEL: 04.90.91.08.80
ル・ビュイのレースは編み針ではなく、特別な器具を使用して糸を組み合わせながら編み上げる独特の製法で作られます。デザインは繊細なスタイルが多くみられます。 ル・ビュイのレースの産地として有名なル・ビュイ・アン・ヴレーには、数多くのレースの芸術作品を展示しているクロザティエ博物館、レースセンターがあります。伝統的なレースを手に入れるなら、市内にあるショップ&クラフトセンターの「La Dentelle Du Puy」がお勧めです。ここではリクエストに応じてレース作り教室が開催されています。 また、近郊なる町ブリウードにもレースの博物館兼クラフトセンター(Hotel de la Dentelle)があり、ここではレースの見学、実際のレース作りなどを体験できます。 □関連ホームページ